麻布十番で働くデータ分析者のブログ

グロースハック、プログラミング、データ分析の色々を発信します

アプリ研究 No.3 yenta

こんばんは。

今日はアプリ研究やっていきます。

明日あたりはプログラミングのこと書こうと思ってます。

 

今日勝手に解析するアプリは「yenta」

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「完全審査制 AI ビジネスマッチングアプリ」という言葉を冠しているこのアプリは、今までのマッチングサービスをビジネスに特化させたものになっています。

 

このアプリがどんなアプリかというところから、解析までしていきます。

あくまで、定量的に、デザイン的に

 

  • なぜそれをダウンロードしたのか
  • 顧客は誰なのか
  • なぜ流行っているのか
  • 他のアプリとの違いは
  • 弱点は
  • デザイン性はどうか
  • どのように改善できるのか(市場を踏まえて)

 

 なぜそれをダウンロードしたのか

まず、一番最初に考えるのが、数あるアプリの中からなぜこのアプリをダウンロードしたのかという点。

 

そもそもこのアプリを知ったのは、Twitterである人のホーム画面のスクリーンショットがあって、それを見て気になったというのが始まり。

 

それまでは、このyentaというアプリの存在を知りませんでした。

 

とりあえず、このアプリなんだろうと思って検索したら「AIによるビジネスマッチングアプリ」と書かれていたのでダウンロードしました。

 

元々人と会って情報収集したり情報交換するのが好きでした。今まではFaceBookとかTwitterでアポをとっていたのですけど、このアプリは会う人の「質」と会うまでの「時間」を担保してくれているので結構気に入ってます。

他のアプリとの違いは

では一体他のアプリと何が違うのか。

まず、最初に単なるマッチングアプリでなく[AI]というコンテンツを扱うのが上手いなと思いました。

 

AIが毎日10人レコメンドしてくれる。それはAIによって行われるものなので会いたい人もいれば別に気にならない人もいる。

 

もし、これが会いたい人だけを自分が選ぶシステムならばそこに新しい出会いとか価値観というのは生まれてこないのではないかと思っています。

 

出会い系ならば"見た目"で選びがちなので自分で選びたいですが、ビジネスならばというところでAIがハマっていると思います。

 

顧客は誰なのか

これは間違いなくビジネスマンなんだろうなと思います。

ただ、一番使った方がいいと思うのが大学生。僕と同じ立場の人たち。

 

こんなにすごい人に会えるアプリがあって、大学生が使わない手はないと思います。

データが公開されていないので実際にどんな年齢層の人たちが使っているかわからないですけど、おそらく20代後半から40代あたりのビジネスマンや経営者が多い印象です。

 

アプリのUI的にも大人の男性を意識したのかなと思いますし、どことなくNewsPicksなんかと色合いも似ているのでスマホに入っていても邪魔にならなそうです。

 

 

なぜ流行っているのか

このアプリは流行り始めの段階にあると思うのですが、それは徐々に認知が広まってきたからというところにとどまると思います。

 

もちろんアプリは認知がかなり大事なんですけど、それ以上に爆発するためにはもっと改善するところがあるんだろうなと勝手個人的に思っています。

 

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yentaのレビューはまだついてない

 

弱点は

このアプリの弱点はまず「完全審査制」というところにあると思います。

「完全審査制」自体が悪いのではなくその体制自体を改善できると思います。

 

まず、審査の基準を一切公開していないこと、そしてその審査に時間がかかること。

yentaはプロフィールを入力して審査していくのですが、このプロフィールを結構しっかり書かないと審査中の画面から一向に動きません。

 

僕も最初は、適当にプロフィールを埋めたら全く審査に通らなかったです。

その後プロフィールをしっかりと埋めたら、すぐに審査合格の通知が。

 

この基準をはっきりとさせるか、例文を示しとかないと、この時点での離脱がアプリ的には痛いと思います。

 

デザイン性はどうか

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UIはかなりSNSよりですね。

TwitterのUIにかなり似ていますが、使いやすいのでUX的には気に入ってます。

 

無駄にボタンをつけるよりシンプルにしてくれた方が、使いやすくて僕は気に入ってます。

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このプロフィールページも、わかりやすくていいと思います。

 

僕はどちらかと言うと自己紹介を埋めるのが苦手だから、苦手な人用に雛形を一つでも用意しておくとかなり快適なUI/UXとなったかもしれない。

 

 

どのように改善できるか

市場規模という観点から言うと、AIの精度も上がってくるだろうしビジネスマンが減ることは考えられない。むしろオリンピックまでは起業家とか経営者というのは増えていくイメージ。

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(注)68SNAベース(旧資金循環系統)。
なお、GDPギャップは、実質GDPと潜在GDP(HPフィルターでトレンド推計して抽出)の乖離として計算
(出所)内閣府「国民経済計算」

www.rieti.go.jp

 

まあ、こんなのあるし実際よくなるであろう景気。ビジネスの未来は4年ほどは明るい。

 

あとはこのアプリを持って知ってもらう必要があると感じる。マーケティングというより最初はそのプロダクトだろう。

既存のユーザーの離脱率を減らし、口コミでビジネスマンとか就活生の周りで広まれば知名度は勝手に向上しそう。

 

全て憶測で申し訳ないのだが、このアプリは定量的に測ることのできる部分が少なく、デザインとかUIとかより予想となってしまう。

 

自分の力不足を実感する。

 

偉そうなことを言っているけど、結局毎日使っている。通知が12時に来るのは結構いいと思ってる。

 

yantaがもっと広まりますように。