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中国企業から見る環境系事業

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IT桔子という中華系の企業を見れるサイトを知ったので、環境に携わるの企業を一通り見ました。今回は、それぞれの企業の特徴と、気になった企業の事業内容を紹介します。

 

 

 

中国の環境問題の現状

パリ協定で中国に課された温室効果ガスの削減は2005年比で60%です(GDPに比例して削減量が決められる)。この目標達成のために様々な環境系企業が立ち上がっていました。

 

中国の環境系企業は、B向けが特に多いです。これは日本とさほど変わらないのですが、特に中国は顕著のように思えます。また、C向けにしても一度企業を挟むB to B to Cの形態が多いです。

 

おそらくこれは、近年中国での環境規制への厳罰化がかなり進んだためです。00年代後半に一気に経済成長を遂げた中国では、経済成長が優先されていました。一方で環境問題を蔑ろにしたために環境問題に対しては後進国となっていました。中国環境保護省は、環境基本法等を2015年に環境保護法等を施行し、厳罰化を行なっています。

 

今まで何もしなかった企業等は、急に対応に追われることになりますから、ここにビジネスチャンスがあったわけです。その中でも何社かここで紹介します。

 

 

中国の環境系企業

豪翡环境

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豪翡环境は、2015年4月に設立された会社です。主に水中のホルムアルデヒドの検出とその浄化を事業内容にしています。ホルムアルデヒドは、日本でも浄水場等で検出される毒素です、。中国でも企業が排水する際に基準クリアのために利用します。

 

泛测环境

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泛测环境は、2015年8月に設立されたベンチャーで、ここまで2000万元の資金調達を行なっています。パンテンスト環境は、空調システムを管理する会社です。特に空調に関してのデータ分析を駆使して、企業の空調システムへの最適化とROIの最大化を測っています。

 

 

绿网

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绿网は、NGOなので今まで紹介した企業とは少し違います。またサービスもC向けです。事業内容は、環境に関するデータの提供です。日本だとあまり見られないサービスです。

 

 

佳格

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2015年1月に設立された佳格は、スマート農業のSassやシステムの提供を行なっています。環境問題に関しては、データ提供を行なっている会社です。主に農家向けなので、B向けとC向けが混合している感じです。

 

 

 

 

日本の環境系企業

他にもたくさんの企業が中国には存在しますが、日本ではどうでしょうか。実は、日本も同じようにto Bが多い印象です(実際の統計はわからない)。それも大手企業が取り組んでいるイメージです。

 

日本でC向けのサービスではメディア等がありますが、台頭したサービスは思いつきません。市場規模自体は大きいので、中国のように風向きが変われば一気に様々なサービスが生まれるかもしれません。