フタミノブログ

マーケティングから技術まで色々

TechCrunch Tokyo 2017に参加してきました(ライブコマース / CASH)

f:id:nimi0370376:20171119015808p:plain

2017年11月16日と11月17日に渋谷のヒカリエで開催されたTechCrunch Tokyo 2017に参加してきました!

 

 

普段あんまりこういうイベント系には参加しないのですが、スタートアップに参加して1年ほど経って自分から見えるプロダクトのあり方やベンチャーのあり方の見え方が変わってきてるのではないかと思い、参加しました。

 

その中でも特に印象に残っているセッション二つから抜粋して、学びを共有したいと思います。

 

メルカリ・Live Shop!・BASEから見るライブコマース

最初に見たセッションは、伊豫健夫氏(メルカリ 執行役員) 新井拓郎氏(Candee 代表取締役副社長 CCO) 鶴岡裕太氏(BASE 代表取締役CEO)らが登壇した「胎動する日本のライブコマース、その勝算を先駆者に聞く」でした。

 

とりあえず、それぞれのサービスの立場とセッション概要を紹介していきます。

 

メルカリチャンネル

f:id:nimi0370376:20171119021620p:plain

メルカリチャンネルはメルカリ内で開始されたサービスで、メルカリのユーザーがリアルタイムで配信を行い、ものを売買することができます。

なぜライブコマース?

メルカリがライブコマースを始めたのは、中国での盛り上がっている感と一般ユーザーが文面で伝えきれない商品の魅力を動画で伝えられたらいいなという想いからだそうです。

 

ただし、中国で盛り上がっているライブコマースが日本でもうまくいくかどうかは未知数だったようです。

課題

メルカリチャンネルの課題は、配信をするユーザーが一般人であるということです。

実際にものを売ることができるユーザーは一部だけであり、この「売れるユーザー」を増やしていくことが今後の施策になっていくのでしょう。

 

Live Shop!

f:id:nimi0370376:20171119022109j:plain

二つ目のサービスがCandeeの運営するLive Shop!です。

 

なぜライブコマース?

テレビの勃興は、映画ではできないコンテンツを配信するところから始まった。以前ネットらしいリアルタイムコンテンツというのは生まれてきていない。

Live Shop!ではこのネットらしい新しいコンテンツを作りきりたかったというのが最も大きかったそうです。

 

ライブコマースの難しいところ

そもそもこのライブコマースが日本でも受け入れられるか怪しかったらしく、ビジネスモデルの検証も行いながら立ち上げているそうです。

また幅広い人に受け入れてもらうために、まずは感受性の高い女性ウケの良いプロダクトにしたそうです。

 

Live Shop!では、ライブに参加した人(いいねをおしたり、コメントを残した人)が参加していない人の2倍ほど購入率が高かったことがわかったそうです。

そこでLive Shop!は購入率が上がるように、ユーザーにライブ参加してもらいやすい導線づくりを進めているのだとか。

 

どこでマネタイズするの?

Live Shop!のマネタイズは、プライベートブランドなどを作って行っていくようです。

 

jp.techcrunch.com

BASE

f:id:nimi0370376:20171119022952p:plain

BASEもライブコマースを始めています。BASEでは主にクリエイターがそのまま配信をしている状態で、インフルエンサーと一般のユーザーの両方がBASEで配信しているようです。

 

売れる人はどんな人?

BASEではインフルエンサーのような方もいれば、本当に一般の人、さらには金儲けで配信をする人がいるようです。

ただし、結局売れる人は本当に自分で作ったものを売っている一般人だと言います。

実際に作ったものであると生放送でも魅力が伝えやすく、購入者にも熱意が伝わることが多いと言います。

 

コンテンツだけで売れることもある

BASEのようなクリエイターが使うサービスは、売っているもの自体にファンがつくことが多く、ブランディングが行いやすいと言います。

 

ライブコマース今後の展望

三社ともに言っていたのは、かなり手探り状態で頑張っているということでした。

ライブコマースが日本で受け入れてもらえるかどうかも含めて検証する必要がありそうです。

 

またメルカリの伊豫さんは、ライブコマースによってモノと人の関わり方が変わってくるとおっしゃっていました。

今までは、自分の持っているものを売るだけだったのが、インフルエンサーなどによって他の人のモノを売るという場面が見られそうです。

今後の展開に注目していきたいです。

 

CASHの挑戦

f:id:nimi0370376:20171119124248j:plain

次に見たセッションは、モノを瞬時に現金化するアプリ「CASH」の光本さん(株式会社バンク)のセッションです。

光本さん自信もっとキッチリとした性格のイメージだったのですが、いい意味で柔和で頭の切れる人だな印象が変わりました。

CASHの学びは以下になります。

メルカリやヤフオクに勝てる理由

モノを売るという意味ではメルカリやヤフオクが先行にいます。なぜそれでもCASHが使われるのでしょうか?

 

光本さん自身色々考えた結果、「簡単」だからというのが一つの答えらしいです。

メルカリやヤフオクはC2Cである分、第三者とのやりとりや、モノを売った時に振り込まれるタイミングや確率もまちまちでした。

 

そこでCASHでは、その面倒と思われるファクターを取り除き、融資という形で現金を提供しているようです。

 

ものの言い方は非常に大事

CASHは目の前のものが瞬時に現金化すると言っています。

実はこの言い方も考え抜かれていました。

 

CASHをフリマアプリやモノを交換するサービスといってもワクワク感が得られません。CASHでは瞬時に目の前のモノが現金化するというワクワク感を大事にしたと言います。

 

マネタイズはどうする?

CASHのマネタイズは、二次流通市場に集めたものを売りさばくという方法で行っているようです。

二次流通の市場は未成熟ですが、ある一定のニーズがあるようです。

 

CASH自身も社会実験のような感覚で毎日様々なデータが集まっているようです。今後が楽しみなアプリです。

 

スタートアップの新たな一面が見れたTCTOKYO

f:id:nimi0370376:20171119124617j:plain

今回のTechCrunch Tokyo 2017では、他にも様々なセッションを聞いてきました。またブースでは各々のスタートアップのプロダクト説明を聞いたり、普段の様子なども聞いてきました。

また、普段出会えないような方々とものお会いできて非常に良かったです。今回の知見をマーケティングや普段の生活に生かしていきたいと思います。