麻布十番で働くデータ分析者のブログ

グロースハック、プログラミング、データ分析の色々を発信します

2017年をまとめておく

2017年も残すところ2日になって、だんだん年の瀬感が増してきましたね。

去年もやったのですが、今年も1年間をまとめておこうと思います。

僕自身の1年間ですが、今年は昨年比べると落ち着いた年だったように思えます。ただし、学びもたくさんあったのでその辺をこの記事に残せたらと思ってます。

 

 

 

 

スタートアップでの1年間

去年の10月からいるスタートアップに今年も1年間お世話になりました。特に僕自身マーケティングSEO方面を任せてもらうことができました。

マーケの仕事について

去年の暮れから準備していたメディアが立ち上がり、記事の構成や内部リンクの導線などをちまちまとやっていました。

SEOって名前は派手ですが、やることはかなり地味ですよね。

またメディアのライターさんとのやり取りなども行なっていました。うまくいくこともあれば、なかなか記事が上がってこなかったりと課題も多くありました。

どうすればライターの生産性が上がって、質の良いコンテンツを生成し続けることができるかを春先くらいまで考えていました。

 

メディアのKPIも頻繁に変わりましたが、ここは自分がもっと本腰を入れて考えると楽だったかなと今では反省しています。

やるべきことができたときに、目標から逆算してプラスアルファで施策を打てれば成功角度も上がっていたのではないかと思っています。

 

マーケの仕事の反省

メディアの運営以外にもSEOに関係することは色々やっていました。良質な外部リンクを集める方法を考えたり、より良質な記事にするためにテンプレートを変更したり、本体サービスへのユーザー導線を作ったりしました。

もちろん上手くいったかもと感じる部分もあれば、大部分はもっとできただろうなと思う仕事もありました。

個人的には、もっと周りの人を頼っていけばよかったと反省しています。

地味な仕事は自動化できないか、もっと効率の良い方法はないかなど自分の軸を持って頼っておけばより良いアウトプットだったのではと思っています。

 

もし今の自分がもう一度同じ仕事の中で、地味な仕事に当たった場合には筋道を立てて人に相談すると思います。これは人を巻き込んでいくという今の自分の課題にクリティカルな部分だと思っています。

 

進路を考え始めた秋

10月くらいまではスタートアップでの仕事を楽しんでいました。しかし、自分自身が大学3年生になって将来の進路について考えるべき時間がきてしまいました。

まず、悩んだのは本当に就職するのかどうかという点です。スタートアップも自分自身でサービスを立ち上げるため、シード期のスタートアップを見るために入ったものでした。

1年間で自分の中に溜まったアセットを元に何がしたいかを考える日々が秋くらいから始まっていました。

自分は何がやりたいのか

シード期のスタートアップで実際に一番感じたことは、自分のプロダクトが本当に好きで本当に自分がそこに「かけられるか」が非常に重要だということです。

サービスを作ることがさほど難しくない中で、そのサービスを立ち上げ、広めていくには本当にエネルギーが必要なんだなと実際に働いて思いました。

これは失敗したら終わりという意味での「かけられる」ではなく、本当にそこにエネルギーを精一杯注げるかという点です。

 

そんな中で今の自分がそこまでエネルギーをかけられるプロダクトやサービスがすぐに思いつきませんでした。

そこで自分ひとりでやるのは「今」ではないんではないかと考えるようになりました。

 

自分の立ち位置を考えた

では自分は将来どんなことをやって食べていこうかと考えました。自分の中で2つ選択肢がパッと思いつきました。

 

 

自分の経験は最大限に生かして、なおかつ自分が情熱を捧げられる仕事は上記の2つだと考えました。

マーケティングは1年間色々学んできました。一方でエンジニアリングは、基本的なRailsPythonができる程度です。

ただし、2つともある程度できるという領域だったらそこそこの立ち位置で勝負できるのではないかと思いました。

 

逆求人のイベントに参加

実際に自分の考えていることが間違えなのかどうかを確かめるために逆求人のイベントに参加しました。

逆求人のイベントは、就活やインターンを探している学生と企業の人が実際に話し合いをするイベントです。直接インターンにつながることや自分の評価やフィードバックがもらえることがあります。

 

僕がこのイベントに参加したのが10月の末で、10社ほどの企業の方と今の自分の考えている強みと将来像を話しました。

結果は東大や京大の人がいる30人くらいの学生エンジニアの中で3番目に良い評価をもらうことができました。

僕はここである程度の方向性が決まったので、起業より先に就職先を確保することに決めました。

 

就職活動を始めた冬と環境の変化

僕は、マーケティングをしたことがあるエンジニア志望の学生、コードのかけるマーケター志望の学生として就職活動を始めました。

また同時にエンジニアとして実務経験を積みたいと考えるようになりました。就職のためというよりも両方面からしっかりと働きたいという想いからからでした。

1年2ヶ月いたスタートアップをやめる

エンジニアリングの経験を積みたいと思った僕は、環境から変えることを選びました。自分がやらなきゃ全体が回らない環境に身を置いて、学びたかったからです。

何にもやったことがなかった僕に仕事とチャンスを与えてくれたスタートアップにものすごく感謝しています。感謝してもしきれないほどです。

僕自身のたくさん失敗しましたが、ここに身を置いて人生が変わったのも事実だと思っています。また、ここのプロダクトが本当に成功すると信じてやみません。今後は少し遠くから応援する1ユーザーとなります。

また、スタートアップを紹介してくださったSkylad Venturesの木下さんには本当に感謝しています。

 

新たな環境

新たな環境を見つけなければならなかったのですが、ありがたいことに逆求人のイベントでいくつかインターンのお誘いをいただいてました。

 

その中の一つのRettyに2週間ほど前からジョインしました。

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Rettyは実名制のグルメサービスで、300人ほどの規模のベンチャーです。ここではデータ分析やエンジニアリングのお仕事をさせてもらっています。

データ分析ではGoogleのBigQueryを使って分析を行なっています。もちろん学ぶことがたくさんあって、充実した毎日を過ごしています。

また就職活動も同時に行っており、いくつかの企業を受けています。すでに内定をいただいたところもあるのですが、もう少し吟味してみたいと考えています。

 

自分でサービスを作ることに関して

もちろん就職ともう一つの選択肢である自分でサービスを作っていくことも頭の片隅にあります。

個人的にはコードを書くことが好きで、和菓子専門のメディアを作って、リリースしました。

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また2018年は、自分でサービスを何個かさらに立ち上げる予定です。法人化などは考えていませんが、ミニマムで作ってリリースしたいと思っています。

 

また、就職した先になるかもしれませんが、ブロックチェーン関係のサービスに興味があります。この辺りは自分のアイデアが固まってきたら本腰を入れて作りたいと思っています。

 

2018年に向けて

だらだらと書いてきましたが、振り返ってみると自分と向き合う時間が多かったように思えます。

また、多くの人に助けてもらった年でもあり、来年以降は自分が助ける側に立ちたいと思っています。

 

2018年は大学生として最後の年になります。就職も決まるかわかりませんが、早めに決着をつけたいと考えています。また大学の研究もしっかりとやっていかなければならない年です。しっかりと卒業できるようにかんばります。

また年を越して、2週間ほどで21歳になるのですが、界隈で同世代の人がサービスを立ち上げています。そんな人たちを応援しつつ、自分もよりデータ分析やエンジニアリング面で精進していきたいと思っています。

 

2017年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。